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コロナ禍と差別〜日本赤十字社・抱僕・釜ヶ崎大学・ビッグイシュー

コロナ禍の一番の恐ろしさは「差別の加速」。

日本赤十字社は負のスパラルを断ち切ろう!と3月28日ウェブサイトに記し、http://www.jrc.or.jp/activity/saigai/news/200326_006124.html

動画もアップしました。http://www.jrc.or.jp/activity/saigai/news/200326_006124.html

 

「同調圧力と生き残り圧力という二つの圧力が固着した日本社会で、コロナがもたらす差別の問題に抗うにはどうしたらいいのか」と津田大介さんは問題提起します(朝日新聞論壇時評7月30日(木)「加速する差別〜感情は湧く、でも闘える」)。津田さんは「道徳や倫理の問題として解決しようとしても、一朝一夕に解決する事は不可能だ」〜しかし〜「異なるやり方の可能性もある」〜として、「NPO 抱僕」がクラウドファンディングでコロナで住む家を失った人支援金一億円を集めることに成功した例をあげ、「決して希望を捨ててはいけない。」とまとめておられます。

その次の日の「高橋源一郎 飛ぶ教室」でも高橋さんが「抱僕」についてちょっと触れておられました。

私は「抱僕」について全く知らなかったので、どんな活動をしている団体なのか気になりネットで検索してみました。https://www.houboku.net/

活動を30年以上にわたり続けておられるという継続の力と熱意に脱帽です。

 

例えば大阪では釜ヶ崎芸術大学https://motion-gallery.net/projects/cocoroom   というのがあり、様々な表現活動を使って活動をしています。

友達が記録本づくりのを手伝っていて http://cocoroom.org/

、それが「真剣なことば」にまとまりました。 http://cocoroom.org/project/kamadai2019/18kama_book_0311_2.pdf

 

それから以前にこのブログでも取り上げたビッグイシューhttps://www.bigissue.jp/about/

も地道に素晴らしい活動を行っています。できるだけ路上で売っている方から買うようにしています。

人権対策に力を入れている企業は不祥事が起こりにくくリスクに強い、とされており、企業も積極的に人権運動に参加している、と津田さんの論壇時評にありました。私たち個人も人権について積極的に考え、自分自身の内面に巣食うリスクと向き合う必要があると思います。口で言うのは簡単ですが実際はなかなか難しいもの。私としては、様々な活動を精力的になさっている方々の活動に少しでも賛同の意を表せるところからスタートです。

2020.8葉月.5

 

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manabimon
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英語学習・音楽制作・WEBデザイン・体質改善など、色んな『まなび』と『教育』をテーマにnelle*hirbel(通称ねるひる)を中心に学びクリエーターチームで情報を発信しています。 YouTubeチャンネルでは、音楽×英語の動画コンテンツと英語レッスンを生配信しています。

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