おすすめ書籍

橋下麻里さん〜本の道しるべ

趣味Do楽「本の道しるべ」で、高橋源一郎さんの娘さんが登場。お父さんと同様本が最高の友達!という、ライター・エディター橋本麻里さんの、逗子にある新しく本のために作った家=森の図書館が舞台。3階建の家中に本棚があります。閲覧室もあります。これは理想的!「いつか来るその時のために置いておく本たち」〜〜〜その中から麻里さんオススメの三冊。

「世界香水ガイド⭐️1437」香水をどのように表現するか〜「眠そうなヒョウがしなやかに身体を伸ばすような場面を思い浮かべる」「みずみずしいピアノの和音の響木」など〜〜から学ぶことが多かったそうです。http://www.harashobo.co.jp/smp/book/b368309.html

橋本治さんの「ひらがな日本美術史全7巻」にはびっしりと付箋がついていました。日本美術を専門に学んでいない非専門家の先達として麻里さんが尊敬してやまない方だそうです。長谷川等伯「松林図屏風」 について「〜〜〜それは見るではなくて聴くに近い。霧に包まれた松林のどこかから、トランペットが流れて来る。低いドラムの音も聞こえて来る。〜〜〜」という文章〜〜素晴らしいです!http://www.harashobo.co.jp/smp/book/b368309.html

「グリーン・ノウの子どもたち」麻里さんが子どもの頃夢中になって読み耽ったファンタジー本のなかの一つ。「没入する読書体験」と麻里さんは言います。確かにそう、子どもの頃、私も本に没入していました。http://www.hyoronsha.co.jp/whatsnew/info.php?info_id=80

同居人の山本貴光さんも登場。本に出会ったらともかく買い(同類の友達の顔が浮かびます)、読む時はどんどん書き込みをして、考えを深めていく彼の、麻里さんは「弟子」だと自認しているそうです。

そして素敵なキッチンで料理をするときに最近よく読むのは「新しい料理の教科書」。

https://magazineworld.jp/books/digital/?83873024AAA000000000

料理の常識を変えて行く本、早く楽に美味しい料理を「理屈で」学ぶ本だそうです。

素敵な暮らし、素敵な一生懸命、を育む二人に拍手!!

そして、本屋ライターの和気正幸さんが登場してとっておきの本屋さんを案内してくれます。東京高円寺の本屋さん。カフェの外に自由に本の出し入れができる「まちのほんだな」があります。店の中には多くの本が。このカフェのメニュー「夏目漱石に捧げるカレー」「太宰治にちなんだチキンカレー」食べてみたいものです。

このシリーズ、これまでも平松洋子さん・矢部太郎さん・渡辺麻里奈さん・祖父江慎さんが登場しました。今後も面白い人々が登場します。大変です!読む本が沢山で収拾がつかなくなりそうです。

https://www.nhk-book.co.jp/detail/000062288042020.html

2020・11・10(火)

 

ABOUT ME
たつこ
たつこ
今でも手元にある「長くつ下のピッピ」「やかまし村のこどもたち」が読書体験の原点。「ギャ〜!」と叫ぶほかない失敗をたび重ねていまに至ります。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です