こんにちは!Cinna(シーナ / @web_cinna)です。
webデザインの長期職業訓練として入学しましたが、別記事でもお話した通り最初からパソコンをカタカタというわけではありません。”デザイン”という大きなくくりで基礎をまず学び、そこからそれぞれの専門分野の勉強が始まります。
1年生の前期、4月〜7月まではほんとに”基礎”というところを学びます。
その代表するまず1つめの授業は、「基本デザインスケッチ」
この授業の概要はこんな感じ!
これからデザインを学ぶにあたって必須になる描画(スケッチ)の基礎を学ぶ。主に鉛筆を使って透視図法をベースにしたモノの捉え方そして表現法を習得する。3次元の立体や空間を2次元の平面上(紙面)に書き出すトレーニングをすることでデザイン的思考の形成にも繋げていきます。
まず、鉛筆。ちゃんと目的を持って握ったの何年ぶりだろう、、、鉛筆削り、いつ以来してなかったっけ?そもそも家ある?というところから始まりました。
鉛筆は学校の指定のものを使用しました。
黒色の鉛筆セット。4B、2B、HBと懐かしい響き。学生時代シャーペン、社会人になってからはボールペンが主で小学校の時の記憶を辿りながらというくらい疎遠だった鉛筆。のちにこの様々な硬さの濃淡で立体感を表現していきます。
授業で使う”紙”は「クロッキー張」というのを使います。
私は初耳だったクロッキー帳。イラストとか普段描いてる子たちからすると常識アイテムみたいです。普通のノートとどう違うの?と紙のところからも0スタートです(先行き不安)
授業1回目!立方体のスケッチ
鉛筆セットを学校で買ってから初めて開けてみる。え? そっか、新品は削られてないのか!(当然ですよね、)
鉛筆削りという概念も抜けていたので、周りのちゃんと準備している子に鉛筆削りを借りて、、しょっぱなから申し訳ない。みんな優しい。この日の帰りに鉛筆削りを買って、筆箱に常備することに。(この行動すら学生に戻ったんだなと懐かしく思います)
私と同じ感覚のクラスメート数人いました。ほっとした。笑。みんな先生が来るまでに急いで鉛筆を削りました。
定刻に先生が到着して、いよいよ授業スタート!
担当してくださった先生は、現役のイラストレーターさん。ベテランの先生でした。作品もさすがすごい。
全10回の授業の進め方の説明をしてくれます。
最終の10回目はテストとして授業内に課題を提出して終了です。
先生が立方体の模型を各テーブルごとに見本として置いてくれます。「それを観察してとにかく知識は入れずにみなさんクロッキー帳にスケッチしてみてください。」
私の初めて描いた立方体は、バッチリ描き方が間違っていました。。
なぜ立体的に見えないのか?自分の目ではこんな風に見えているのに、、そう、人の目には思い込みや錯覚が重なってそのまま描くだけでは難しいようです。
「透視図法」という表現方法を学びました。
次は円柱です!
影の入れ方を学びます。
一見、簡単そうに見えますが、鉛筆の持ち方、削り方、どの硬さの鉛筆にするか、構図はどうするか。
実際に描いてみるとすごい難しい。
想像以上に自分が描けなくて悲しい。笑
イラスト専攻を志望のクラスメイトもいるので、その子たちは立方体だけでもめちゃくちゃ上手です。0からスタートのスケッチ、不安になりつつ、でもやるしかない、経験でうまくなるはず!と信じてとにかく真面目にがんばろうと思い次の授業に続きます。
スケッチしながらも早くプログラミング授業受けたかったな。