manabimon(まなびもん)

The Good Doctor 3

今ハマっているドラマ、WOWOWで放映中の「グッド・ドクター〜名医の条件 シーズン3」です。

自閉症でサヴァン症候群のショーンは幼い頃父の暴力から逃れるために弟と一緒に家出するが、弟を事故で亡くしてしまいます。医師のグラスマンに育てられたショーンは天才的な記憶力と空間把握力を持っており、弟を救えなかった経験から、医師となります。グラスマンが院長を務める聖ボナベントゥラ病院に就職したショーンは、人との関係を結ぶことが困難な彼を採用することに反対の人々との軋轢など様々な困難と直面します。ドラマでは、困難に立ち向かう中で人との関係を作っていくショーンの成長と、ショーンに関わることによる周囲の人々の変化と成長がきめ細やかに描かれていきます。

この作品はもともと、韓国KBSドラマ制作局の企画で脚本はパク・ジェボムとオ・ハナ、2013年に放送されたそうです。話題作品となり、日本でも放映されたということですが全く知りませんでした。

アメリカ版にリメイクされたのが2017年、日本でもWOWOWで2018年夏に放映され、また日本版も2018年夏に放映されたそうです。これも全然知りませんでした。が、昨年WOWOWで放映されていたシーズン2(同時にシーズン1も放映)を観てすっかりファンになってしまいました。

主人公ショーンを演じるフレディ・ハイモアの演技にはびっくり。(なんと映画「ネバーランド」や「チャーリとチョコレート工場」の主人公の男の子がこんなに大きくなったのでした。)またその他の登場人物皆が素晴らしい。

「自閉症の人は成長できない」という思い込みをこのドラマは打破していきます。「ショーンは特別だ」という外野からの声も聞こえますが、「人は一人一人特別で、一括りにできるものではない」というメッセージがドラマからは発信されています。登場人物は皆個性的で、問題を持ち、しかしどこか楽観的で、自分の考えを自分の言葉で語ろうとしています。だから物語の展開は早くありません。一つ一つの問題が解決されるために、最善の解決策を見つけるために、多くの可能性が語られ、時には激論が交わされます。

一番難しいことは、自分自身と向き合うこと。一人で自分と向き合っていても、にっちもさっちも進みません。鏡の中の自分は本当の自分ではないのです。多くの人に写し出される自分の色々な姿を見ることで自分を知り、自分を理解していくのです。このドラマからそのようなことも感じました。

2020.8.19