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陶芸2023・4 〜合同展「チューリップ展(海月文庫)」

2023年春爛漫・・・良い季節です。とはいえ、黄砂やら花粉やらで、くしゃくしゃになる時候でもあります。陶芸教室では、新しい作品が焼きあがりました。

おうち型のポットとても可愛く出来上がりました。超力作です。ポットとして使うのは勿体なくて、お部屋に飾っておきたい。白土に、白化粧を施しベンガラで屋根や窓や入り口を飾りました。

   

使いやすい大きさの浅鉢。どんなものも受け入れる優しい形・色使いです。白土に桜花釉をかけました。

スタイリッシュなティーセット。古信楽土、ナマコ釉です。とても薄く仕上げたのもあり取っ手に引っ張られて少し歪ましたが、それがまたいい味になって、スキッとした中にあたたかい雰囲気が出ています。

赤土にハクホウ釉と青銅マット釉をかけた茶碗、微妙な深みを持った色合いが素敵な茶碗です。

赤土にナマコ釉をかけ、さらにルリ釉をかけました。ナマコ釉の美しさをルリ釉が引き立てています。何にでも使える小鉢。

 

可愛い三色の小皿。白土、マロン釉、ワサビ釉、キセト釉。丁寧に型出ししているので歪もなく美しく揃いました。

酸化銅を磁土に混ぜ合わせることで素敵なマーブル模様が出ます。トウメイ釉で模様の美しさを際立たせます。手をかけすぎてロクロを回す時間が長くなるとマーブル模様が出ないそうです。素敵なお茶碗が出来上がりました。

春休みに親子で陶芸体験をして手びねりで鉢を作りました。仕上げと釉がけは注文に応じて先生がしてくださいました。パパの作品、作品名「第一号」です。底には「福」の字が押してあります。白土に、ハクホウ釉とアメ釉を重ね掛けしました。

娘の作品、作品名「いろんな一日」です。染付マット釉と桜花釉を重ね掛けしました。足跡と葉っぱなどのハンコを押すことで動物が探検した様子が描かれているのかな?

親子で楽しんだ1日体験でした。「またやりたい!」

先生の作品。一人用のコーヒーを入れるときに重宝します。柔らかい色合いが素敵です。白土、染付マット釉、カップの模様のところは白化粧で線を入れ、桜花釉、ワサビ釉が施されています。

色違いのセットです。左・黒化粧で模様を描き、青銅マットを施すと横に緋色が出ました。全体はシラハギ釉です。真ん中・赤天目釉を施し、全体はハクホウミックスを掛けました。同じ模様でも色を変えると個性が変わりますね。カップの内側にも模様があって飲みながら楽しめます。パステル色のドットが可愛らしい星型の小皿ともとてもよく合いますね。

さて、私は皆さんより一足早く作品を取りに行って海月文庫の「チューリップ展」に出展させてもらいました。チューリップの尻尾を持つチューリップ兎。半磁土で作りました。チューリップはマロン釉と桜花釉を重ね、葉っぱは織部釉です。

幼い頃我が家にあったチューリップ模様のカップ&ソーサーをイメージして作りました。白土。撥水材でチューリップ模様を描き、黒化粧を刷毛で塗ります。そしてハクホウ釉、シラハギ釉をかけました。

西中島南方にあるアートスペース海月文庫でのチューリップ展は4月22日(土)から28日(金)までの合同展、誰でも参加できます。力作揃いのとても面白い合同展となりました。

素敵な作品たちの中に入れてもらえて幸せでした。左上のチューリップ模様の、ミニカップの受け皿は陶芸仲間の作った石鹸置きを流用させてもらいました。意外とマッチしました。

私の作品の横のパッチワークの前掛け、とっても素敵なので購入させていただきました。使うのが勿体ない可愛さなのですが、使ってこそ!と思い、陶芸の時に使わせていただいています。

咲き急いだソメイヨシノはじめ春の花たちと同じように私自身も慌ただしい怒涛の4月を過ごしました。28日に作品を海月文庫に回収に行ったら友達に会うことができ、これまた幸せなひと時を過ごしました。そのままゴールデンウイークに突入!私は宮崎に行きました。

2023・卯月  (今日は皐月15日です。アップが遅くなりました。たくさん書きたいことがありますがパソコンの動きが悪いのと、やることが遅いのと、多いのとで、残念ながらなかなかアップできません。

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たつこ
たつこ
今でも手元にある「長くつ下のピッピ」「やかまし村のこどもたち」が読書体験の原点。「ギャ〜!」と叫ぶほかない失敗をたび重ねていまに至ります。

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