陶芸とお茶

陶芸2023春作品

弥生三月、今年度最後の陶芸。これまでの作品が焼きあがりました。嬉しいひととき。今年は花粉が多く寒暖差が大きくて体の調子を崩すことが多かったり、年度末で忙しかったり、3月はなかなか皆が集まれませんでした。皆が集まることができるのはとても嬉しいことですね。桜も満開です。

磁土、押し型を使って成形、周囲に丁寧に模様をつけてシラハギ釉、酒瓶ガラスを乗せ、真ん中は青ガラス釉を施してこのような美しいお皿ができました。色の美しさがうまく写真で出せていないのが残念です。

同じく白土の型押し小皿。こちらは、周囲を青ガラス釉、真ん中に酒瓶のガラスを乗せて焼き上げました。上のお皿とはまた違う味わいですね。

赤荒土、轆轤で成形、片側のみ取っ手をつけ、ハクホウ釉をかけました。すっきりと柔らかなフォルムの美しい器。

古信楽の器。12月にできたトレーとセットです。ナマコ釉が抜けるようなターコイズブルーに焼き上がりました。光線が違うとこんなに色が違って見えるのも一興。

轆轤で色々な茶碗が作り出されました。右は赤荒土に赤天目釉をかけたもの、銀を帯びた光を放ちます。真ん中は赤荒土にアメ釉をかけハクホウ釉でアクセントをつけました。右は黒土にナマコ釉をかけました。角度や光線が変わるとこれもこんなに色が変化します。

右側の茶碗は赤土を轆轤で成形、ルリ釉をかけました。すっきりと美しい仕上がりです。

さて、残り土を混ぜてのマーブル土のクジラさんたち。古信楽ナマコ釉の器に浮かべてみました。可愛らしいですね。左から、シラハギ釉・コバルト釉・青銅マット釉・上がナマコ釉・右下が透明釉です。色が変わるとクジラの表情も変わります。クジラはクジラ好きのお友だちにプレゼント、喜ばれました。

白土、轆轤で成形し、和紙染めで美しい花柄が載りました。このまま飾り皿にしたい!

赤土と白土を丁寧に重ね合わせて切り、小皿を作りました。左上から下に向けてオリベ釉、キセト釉、シラハギ釉。右上からハクホウ釉、透明釉、アメ釉。楽しいですね。

押し型で成形して桜花釉をかけた小皿。そして残り土のお月さん。可愛いですね。

 

白土、轆轤で成形した鉢の中に丁寧に、桜花、織部、黄瀬戸、瑠璃、と、釉薬をさしていき、オウジ釉をで仕上げました。十分素敵なのですが、作者の思いの外に瑠璃の色が強く出たので、今修正を加えています。次の焼き上がりの時に比較してみたいです。

赤荒土にシャーモットを混ぜて歪まないようにして作った鉢の受け皿です。前回完成したのですが水が漏ってくるのでもう一度焼きなおしました。これだけ見ると素敵なお皿、きっとお料理が映えますよね。

赤土、轆轤で作ったミニカップ。最後になめしを当てるのに失敗して歪みました・・・本当に難しいです。鳥模様とチューリップ模様を削り、白化粧を施しました。オウジ釉で仕上げた鳥模様のカップはもう少し全面に白く浮かび上がる予定でしたが、これはこれで渋くて良しとしましょう。

ハクホウ釉で仕上げたチューリップ模様のカップ。

轆轤でミニカップ三つ目最後にへしゃげ、ぐい呑になりました。ルリ釉の色がきついので修正を加えるつもりです。これもまた比較してみたいです。

前回焼いた時にオウカ釉がうまく焼き上がらず修正しました。前回焼きあがったものと二枚セットで息子夫婦にプレゼントしました。

先生の作品、春らしい暖かいお皿とカップとお椀。さりげない模様が素敵です。カップの形が可愛らしい💓

先生の手からは次々にサクサクと魔法のように美しい器が現れます。わたし自身は一つ一つの作業がなかなか進まず、うーむと唸ることの多いこの頃です。唸りながら楽しんでいます!!

前に作って気に入っていたのに持ち手を割ってしまったカップ。土曜ヨガ(@池田)でお世話になっているサチコ先生が金継ぎの修行中、ということで託しました。素晴らしい漆継ぎ(と言うのでしょうか?)で復元してくださいました。嬉しい!

2023・4・9記 選挙の日です。ソメイヨシノはすっかり散り、散歩道では八重桜がまさに満開。藤もハナミズも咲き出しました。庭のボタンも!今年は早い!

 

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たつこ
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今でも手元にある「長くつ下のピッピ」「やかまし村のこどもたち」が読書体験の原点。「ギャ〜!」と叫ぶほかない失敗をたび重ねていまに至ります。

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