英語を話すための心構え
「英語が苦手」
「道で外人に話しかけられたらどうしよう」
そういう思いを抱いている日本人が、とても多いと感じます。
でも、「英語を話す」って、実はそんなに特別なことではありません。
ヨーロッパでは高校生が英語だけでなく隣国の言葉を普通に使って生活しています。
例えばハンガリーは隣にオーストリアがありドイツ語を習得すること生活する上で欠かせず、幼い頃から英語に加えてドイツ語も勉強してます。
オランダも小さな国ですが、大国のイギリスとドイツとの間で国を維持するために、英語とドイツ語を話せる人が多いのです。
彼らの英語はとても綺麗ですが、英文法に関してはあまり精通しているとは言えません。
でも、彼らは〝英語を話す〟のです!
つまり、〝英語を話す〟ためには細かい文法にとらわれずに、
「とにかく英語を使ってみること」が大事だということ。
それが、〝英語を話す〟ための心構えです。
英語を話すということはどういうことか
英語を話せるようになると、「もう一人の自分」ができた感覚になります。
「日本語を話す自分」が遠くから、「英語を話す自分」を見ている感覚。
ヨガや座禅で、自分を客観視するためによく「第3の目」とか、「Bird’s eye(鳥の目)」という表現が使われるんですが、英語を話すことは強制的にこの感覚を持たされるなあと、英語を話すときに感じます。
僕自身、英語を話せるようになりたいと思った理由は「違う世界が見たい」という漠然としたものでしたが、そこそこ話せるようになった今、違う自分を見るという視点で、確かに違う世界が見えるようになったと感じます。
続けていけば少しずつ、少しずつ世界が変わってくるはずで、旅行の時に使える英会話程度であればそれほど時間はかかりません。
最初は大変ですが、「自分の見る世界を変えてやろう」という意気込みで、地道にコツコツと積み重ねることを楽しんでください。一緒に頑張りましょう!