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〜英文法コンプレックスを抱えて〜

ブロック分けして英語をカンタンに

学習時間:約5分

使える英語力を培うための「前から英語をブロック読み」学習法の概要

はじめに

こんにちは、ひるべるです。

今回は個々の英文法項目を勉強する前に、自己紹介も兼ね、なぜこの英文法ブログを書こうと思ったか、そして自分自身がどう英文法とどう接してきたか、についてていきたいと思います。

「英文法が苦手だけど、自信を持って英語を使えるようになりたい!」と思っている方には是非読んでいただきたいです。

そして本英文法講座が、SNSや仕事など、実践の場でも臆することなく英語を使えるようになるキッカケになれれば最高です。

英文法コンプレックスを抱えて

自分自身、「英文法」というものを中学から勉強し始めて以来、英文法に対してとても長い間苦手意識がありました。

日本の学校でも海外の語学学校でも、「不定詞」・「仮定法」・「現在完了」などのムツカシイお題の羅列で勉強していきますが、それにずーっと馴染めず。

その意識は塾で英語を教えるようになってからも変わりませんでした(爆)

2年くらい、とりあえず教科書通り教えたのですが、自分が理解していないからか全然教えている気にならず。

ならば自分で英文法の教科書を作ってしまえ!と、非常勤講師にも関わらず自作のプリントを作って、そのプリントを元に授業をしました。

授業前の準備がめちゃくちゃ大変だったんですが、その分少し、「英文法とはこういうものか」という感じが自分の中で掴めて、やっと「英文法を自分が教えている」感じが授業でも出てきました。

※これは当時自分が作った英文法プリント。著作権とかの知識など全く無く、勝手にスヌーピーを使っていて塾長にバレた時はすぐやめなさいと言われてしまいました。。良い子は真似しないでね。

なぜ学校で英語を勉強しても、英語が使えるようにならないのか

日本の学校の99%が、「時制」「比較」「関係代名詞」「文型」「不定詞」…etcなどのようなテーマに沿って、英文法を勉強していくと思います。

そしてこれは、海外の語学学校に行っても同じです。

先ほども述べましたが、学生時代から僕はこの “英文法” という科目に対して苦手意識というか、コンプレックスというか、とにかく良いイメージを持っていませんでした。

“英文法”の、先ほど羅列したようなテーマをどれだけ頑張って勉強しても、それらをどう長文読解やライティングで活かせば良いのかあまり明確にならず何となく曖昧な感じで、闇雲に暗記している感覚。

ひたすら細かい知識を暗記してテストにのぞみ、中間テストや期末テストでは点が取れるけど、「ホンモノの英語力はついていない」という感覚は拭いきれない。

同じ感覚を持つ方は、多いのではないでしょうか?

大学受験で味わった失望感

自分は高校3年の9月から、1日15時間以上勉強をすることをスタートしました。

当時弁護士になりたいなと漠然と考えていて、部活を引退し進学先を調べていく中で「法学部に入ろう」と決めました。

やるからには難関大に入ってやる、と気合い十分で毎日毎日、朝7から夜の12時半まで、学校にも行かないで家でひたすら勉強し、ご飯の時も、ご飯を食べながら勉強していました。(よくあれだけ勉強できたなと、思います。)

しかし、いくら勉強しても「英語をなんとなく解いている感」が自分の中であって、難関大と言われる入試問題に対して歯が立たないなという感覚が拭いきれませんでした。

そしてその感覚の通り本番の入試でも、自分が第一に志望していた大学の法学部に合格できなかっただけでなく、滑り止めと思って受けた大学の法学部にも合格できず。。

なんとか受かった、法学部よりも偏差値の下がる商学部に入学したんですが、

「あれだけ勉強したのに受からなかった」

という失望感は10年以上経った今も忘れません。

「弁護士になる」という目標も、商学部に受かってしまったので宙ぶらりんになり、結局大学生活を謳歌して外資のコンサルタント会社に就職することが決まりました。

外資系の会社で入社形態がちょっとユニークで、4〜9月までの各月で入社の月を選べたので、迷わず9月入社を選び、3月に大学卒業後すぐにロンドンへの語学留学をしました。

そしてそこで、実際に英語を使う場面になったらもう全く、壊滅的に英語を使えませんでした。

留学体験については別記事の「留学体験記」にまとめていますので、また読んでいただければ幸いですが、とにかく最初の3週間はクラスで飛び交う英語についていけず、非常に苦しかったことを鮮明に覚えています。

英語を話すための意識づくり

自作プリントを作って英語を教えることを繰り返していくうちに、なぜ、少なくとも中学高校で6年もほぼ毎日英語を勉強してきたのに、自分に使える英語力(受験でも実践の場でも)が身につかなかったのか、についての答えがわかってきました。

そはシンプルに、

それぞれの文法項目がどんな場面で、どういう目的で使われているのか

を意識して整理することなく勉強してしまっているからだ、ということ。その意識なく、ひたすら文法の教科書に出てくる表現や知識を暗記していく。

その勉強法では、確かに単語量は増えるけど、英語を読んだり話したり聞いたりするときにせっかく覚えたことが使えないまますぐに頭から抜けてしまう。

だから、例えば入試に出てくる難しい英文を目の前にすると、行き当たりばったりで英文を読んでしまうから、1つでもわからない単語が出てきたら思考が停止してしまうんですね。

多くの日本人が英語を使えるようにならないのも、これが原因ではないかと思います。

でも、各文法項目に対して、

「この文法はこういうことを伝えたいから使われているんだ」

ということを理解して整理することができれば、たとえ知らない単語が出てきても「文全体の意味」を推測することが可能です。

ブロック分けして英語を読む

そこで本サイトが推奨するのが、

ブロック分けして英語を読む技術

を身につけ、英語を分解して理解するクセをつけることです。

だから本英文法講座の前半ではまず、「ブロック分けして英語を読むために必要な英文法」という観点で英文法を解説し、英語の語順で英語を理解できるようになる、つまり皆さんの脳を『英語脳』にして英語に対するアプローチを180度変えることを目的とします。

ある程度単語がわからなくても、なんとなくこうかな、というような推測力も付きますので、ぜひチャレンジしてください。

 

 

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英語学習・音楽制作・WEBデザイン・体質改善など、色んな『まなび』と『教育』をテーマにnelle*hirbel(通称ねるひる)を中心に学びクリエーターチームで情報を発信しています。 YouTubeチャンネルでは、音楽×英語の動画コンテンツと英語レッスンを生配信しています。

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