2024年も大詰、ようやく冬らしくなってきました。
空青く気持ち良い日曜日、藤井寺のふぉれすときっずで、発酵アトリエこころねの森脇和子さんの主催された、自主上映会に行ってきました。https://www.instagram.com/hakkou_atelier_cocorone/?utm_source=qr
オオタヴィン監督『いただきます1みそをつくるこどもたち2024Ver』です。
古本屋さんで見つけた本『子どもが育つ玄米和食・高取保育園のいのちの食育』(光文社新書)を読んで大変感銘を受けました。肉類を使わない(月2回は使うそうです)玄米給食、
https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334036652
それで高取保育園のことをネットで調べると、この映画がヒットし、幸いなことに大阪で自主上映されていたという次第です。
アトピー性皮膚炎に苦しんでいた1歳の子が、和食の給食をモリモリ食べて、すっかりアトピーが治って、みそ汁を指差して「ほしい」と要求するシーン、そして彼が卒業式を迎えるシーン。
お皿を舐めたり、お箸でなんとか、最後のひじきの一本まで口に入れようとしている子どもの姿。お残しなしのお皿を自分たちで片付けて、洗っている姿。
裸足、半袖、半パンで、雪舞う園庭を走り回る姿。
西園長先生の保育園引退をめぐるあれこれ。
子どもたちや保護者、先生たちの、さまざまな表情や姿が、どれも胸を打ちます。
石田ゆり子さんの語り、坂本美雨さんの音楽が、あたたかく、また、この作品の世界観をよく表していて、素晴らしかったです。
本編に続く、監督のお話、と、『その後の、はなちゃん』(はなちゃんのみそ汁)・・・最後は涙が止まらなかったです。
https://www.youtube.com/watch?v=tTjg97dbOGI
鑑賞会の後、美味しい玄米おにぎりとお味噌汁をいただきながら、皆で感想を述べ合いました。この時間がまた温かい時間で素敵でした。森脇さん本当にありがとうございました。
オオタヴィン監督の映画は全部で5本、『ここは、発酵の楽園』『夢みる給食』『夢みる校長先生』『夢みる小学校完結編』です。
https://www.mahoroba-mirai.com/
自主上映会をしてくれる団体があるのでできるだけ観ようと思いました。皆さんもいかがですか?
12月14日(土)13時から。 武庫川女子大学(夢みる小学校)
2月7日(金)上映10時からと15時半から。お話会が1時から。伊丹ホール(夢みる給食)
2月9日(日)13時半から。 八尾市生涯学習センターかがやき(夢みる小学校)
いただいたチラシには次の上映会をひらくのはあなたです
2024年12月9日 今小豆と玄米を炊いています。寒い日の暖房にピッタリです。