今年も暑い夏でした。コロナ禍はまだ続いています。4回目のワクチンを打っても首相はコロナに感染してしまいました。私は4回目のワクチン摂取に二の足を踏んでおります。
学校時代って夏休みの終わりは憂鬱でほの悲しい気持ちに覆われましたよね。その影響(いつまで影響受けてるんだ、と思いますが)で今でも8月の終わりってもの悲しい気持ちになります。でも、陶芸の夏休みの終わりはとっても楽しみ、二週間の夏休みの間に、焼きあがっていた作品たち。まずは先生のお皿、何を載せてもいい、素敵なお皿。混ぜ土、八角形の型を使いました。先生手持ちの釉薬、灰黄瀬戸をのせ流しました。青ガラスをのせ、お山のような模様が浮かび上がりました。
花器です。シンプルなアンシンメトリーな形が花を生かしてくれそうです。板を丸い底の上に乗せてつなげるのはとても難しい。白土、釉薬は白萩です。
カップ&ソーサー。白土、先にハクホウを掛けてから、飴釉を掛けました。小ぶりの皿がちょうどいい感じに収まって可愛らしいですね。
黒土で作った風鈴。苦心して成形したオリーブの実の形、美しいです。内側に瑠璃がかけてあります。風鈴の玉も瑠璃。これをつなげて実際に音の出る風鈴に仕上げるのに大変だったそうです。素敵な風鈴が出来上がりました。
こちらは赤土で成形しルリを掛けた納豆鉢。底の模様が楽しいし、この溝が納豆を混ぜた時に納豆に空気を含ませてふんわりと美味しく仕上げるのです。美味しいと評判の鶴の子納豆を食べました。
信楽土で小ぶりのマグカップ二つ。鮮やかな色合いが素敵です。海鼠(ナマコ)と赤絵具で色つけ。赤絵具の方は内側だけ透明釉を掛けたのですが、外にも掛けることにしました、さてどのように変わるか、楽しみです。
白土、型を使って成形した小皿。桜花(オウカ)の上に白萩を掛けました。右が理想形です、美しい。左二つは釉薬が流れたのでもう一度やってみることにしました。これも楽しみ。
磁土、型で成形したお皿。線彫し、黒化粧した繊細な模様が美しい。枠は透明釉中は黄磁釉と掛け分けました。微妙な色の違いがおしゃれです。
茶碗。素敵な風合い、可憐な模様です。赤土、轆轤で成形、白化粧の掻き落としに、瑠璃で点々を書いて全体にハクホウマットを掛けました。
抹茶茶碗。白土、轆轤で成形し、イラボをかけた上にナマコを掛けました。なんともいえない発色に魅かれます。
蕎麦猪口。白土、轆轤で成形し模様を入れていきました。カジュアル、かつ渋い風合いは、色の対比が絶妙だからですね。
ラーメン用のお椀。黒土に白化粧を刷毛で粗めに掛け、引っ掻いて枝を描き、桜花釉とピンクの絵具で桜模様を施し、最後に織部を吹きました。内側はハクホウを掛けました。和風柄におうどんも合いそう。可愛いウサギは、赤土。型を取り、白化粧で毛並みを書いて白鵬を上に乗せました。目は黒マット、綺麗な輝き。リボンと耳に桜花を施し透明釉を掛けました。
私は星の王子さまシリーズ第二弾。
スープカップ4碗。白土、轆轤で成形。鳥模様に錆びた感じを出したくて苦労しました。ベンガラ、赤天目、イラボ、青ガラスを重ねました。コバルト透明とハクホウを内外かえて掛けてみました。また後の二つは先生の助言により錆びた色と色付けした鳥と交互に配置しました。織部、コバルト透明、桜花を挿しました。こちらは鳥に色があるので黄磁と白萩の単色にしました。
この中から二つ選んで春に結婚した姪っ子にプレゼント。
あまり土でネックレストップ二つ。上は赤天目を施して焼き直したものですが黒土なので赤さが出ませんでした。下は白土、織部と桜花。
8月の終わり、楽しい1日が過ごせました。
2022年8月29日火曜日