manabimon(まなびもん)

陶芸③2020 ルートブリュックに憧れて

昨年度のことですが〜〜朝ドラ「スカーレット」主題歌「フレア」いいですね。Superflyさんの歌声が圧巻。歌詞も曲もいい。「フレア」には、炎(flare)と自己表現・才能(flair)のダブルミーニングが含まれているとのこと、やりたいと思ったことにまっしぐらに進んでいって自分を表現することが出来る才能は素晴らしいです。誰もがそのような生き方はできないと言われます。しかし、私には、結局人はやりたいようにしか生きることはできないのではないか、と感じられます。

「スカーレット」の主人公が陶芸家だということで、陶芸教室でも時々話題にのりましたが、プロの目からは俳優たちの手元の稚拙さが許せないようでした。私にはそういうことはわかりませんが、ドラマは後半ぬるくなっていき失速した感は否めませんでした。ツイッターなどで多くの人の意見が表示される昨今、多数とされるつぶやきや好感度などにドラマづくりが左右されているせいか、あるいは「朝ドラ」の縛りなのか。

いやいや、朝ドラ論議が主題ではありません。「陶芸」論議、いや、陶芸初体験体験談です。

2020年1月、黒土を使って、昨年度感銘を受けたルートブリュック 風のお皿作りに挑戦。鳥たちの表情を単純な線で、でも個性的にどの様に出すか、工夫しました。そして線が決まった後、その上に様々な釉薬を一枚のお皿にのせていく面白さ、昨年作った葉っぱ模様の二枚の絵皿で味わいましたが、今回はもっと多くの釉薬を使い、さらに面白かったです。

出来上がり!

同時に焼けたのは以前作った小皿シリーズの4枚目(釉薬を吹き付けて作ります。この小皿は食卓で大活躍)、と、余った土で作ったボタン。

ボタンはネックレスや、ポシェットの飾りボタンとして使いました。楽しい!!!

同じく黒土でフリーカップを作っている最中に、コロナ感染が広がっていきました。

正直この頃はことの深刻さをキャッチしていませんでした。「軽症」「感染の確率は低い」などとたかをくくっているうちに、あっという間にヨーロッパで感染が広がり、日本でも緊急事態宣言が出され、陶芸教室もお休みになりました。

2020.文月.9