陶芸とお茶

陶芸2023葉月・焼きあがりました

もう2週間以上前になりますが、8月7日(火)、焼きあがった陶芸作品です。

ど〜ん、迫力の植木鉢。そう、岡本太郎の「犬の植木鉢」をイメージした大作「タロウ」です!!!陶芸歴大先輩Tさん作。さて何を植えましょうか?庭にこの子がいたら魔除けになりそうですね。今は暑すぎるのでおうちの中で待機中だそうです。

生の葉っぱを白土に埋め込んで型取り、切り、作った皿。青ガラス釉が涼しげで季節にぴったりです!!素敵なモンステラ・アダンソニ〜の葉っぱを持参したUさんが、もう一枚違うテイストのお皿を作っています、それは次のお楽しみ。

富士山二つ。白土に白萩釉とコバルト釉、マロン釉をかけました。先生が作った型紙があります。(先生の作品は下の写真)富士山は永遠です!

春にT先輩が挑戦した素敵なおうちマグカップ蓋つきに、Sさんが挑戦。屋根の色を変えると雰囲気が変わりますが、素敵は変わりなし。

もう一品の大作は角度を計ってアルファベットを配置したお皿、歪みソリもなく、美しい出来上がりとなりました。

Uさんの創作皿。白土とこれまで使っていた土の残りを混ぜ合わせた土で同じデザイン、釉薬も同じウノフ。これもソリもなく美しい仕上がりとなりました。創作料理を載せるのにピッタリ。

カップは白土に雲母を混ぜてマロンを塗って撥水して全体にコバルトをかけました。

Nさんのフリーカップ。古信楽を轆轤で成形して(あっという間に4個のカップが出来上がりました)、黒化粧をし、素焼き後、葉脈のような模様を掘り、シラハギ釉を全体にかけました。何層もの味を感じさせるカップが出来上がりました。

Rさんは黒土を丁寧に打ち出してお皿にし、オウジ釉をかけました。重厚な味わいのあるお皿となりました。

Kさんの可愛らしいカップ。白土を轆轤で成形し取っ手を付けました。黒化粧を塗ってから素焼き後、ミックス釉にジャポンとつけました。底のシャープな窄まり感がいいですね。

私は、海月文庫9月開催のゆり展に向けて、ゆり模様のお皿とフリーカップ。磁土を手びねりで成形して、撥水した後、ゆり模様を掘り、白化粧で骨書き後、色を入れました。花びらにシラハギ釉、雄しべ雌しべあたりに桜花釉を施してうまくグラデーションが出るといいと思ったのですが残念ながらシラハギ釉が薄かったのか白が出ませんでした。残念。蕾にはウノフ、ワラジロを使いました。これは綺麗に白が浮かび上がりました。葉っぱは織部釉と青銅マット釉を交互にさしました。

今回は海月文庫への出店は見合わせようかな・・・と思っています。が、こういうきっかけがなかったこのような模様に挑戦することもなかったのでよかったと思います。

先生は来年度へ向けて秘密の製作も開始、早いなあ、今年も駆け足で過ぎていきます。

2023・8月

 

 

 

 

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たつこ
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今でも手元にある「長くつ下のピッピ」「やかまし村のこどもたち」が読書体験の原点。「ギャ〜!」と叫ぶほかない失敗をたび重ねていまに至ります。

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