明日の退院が決まりました。さっきリハビリ室で測ったら、筋力は入院前とほぼ同じ、歩く速度は少し早く(歩幅が大きく)なっているそうです。この調子でリハビリを続けてくださいとのこと、頑張ります。
退院は嬉しいのですが、一つ残念なことがあります。
病院のデイルームに(おそらく寄贈された)本があって、その中に『みをつくし料理帖』を見つけ、昨日から読んでいます。これが面白くて、もう夢中です。『あきない世傳 金と銀』の著者髙田郁さんの作品で、テレビドラマ・映画化もされており、知らない人の方が少ないかもしれないですね。いまさらといえばいまさらなのですが、黒木華さん主演のテレビドラマも見てみたいです。
今、第3巻『想い雲』のはじめ、「豊年星ー「う」尽くし」を読んでいます。季節はもうすぐ土用、主人公の澪の「土用に鰻を食べるのは誰が言い出したこと?」との問いに、医師の源斉さんは「大伴家持が『夏痩せに良しといふものぞ武奈技(むなぎ)取りめせ』と歌で詠んだと聞いています」と応じます。澪は大伴家持と言われてもわかりません。源斉さんは、「必ずしも鰻でなければ、というものではありません。少し前まで、土用の丑の日、丑にちなんで『う』のつくものを食べる風習があったのですよ」と応じ、そこから澪の料理の発想が広がる・・・という展開です。
ニンマリ・・・家持さんここにも登場・・・ということで、先を楽しみに読み進めます。
食べるものからしか体はつくられない・・・医食同源という考え方が、この本の一つの柱になっています。澪の作る料理は、美味しくて体にも良いものばかり。
http://www.kadokawaharuki.co.jp/book/special/special.php?no=25
2025年3月27日 美味しそうなつくし・・・袴をとって、アク抜きをして、手をかけて美味しくなります・・・。

この病院は、面会時間が5時までです。面会時間が終わると、シルバーさんたち(シルバー人材センターから派遣された方々)が、お茶やお水を運んでくださります。病棟にゆったりとした時間が戻ってきます。
私はみをつくし料理帖3巻読み終わりました。『世の中で一番恐ろしいのは生きているひと。〜〜同時にこの上なく温かく、優しいのもひと』・・・健坊行方不明事件での、澪の感じたことです。
いつの世も同じです。
