手作りマスク・裁縫・編物

42年前の布でワンピース

私がまだ大学生の頃、仕事に使うかも、と親が買ってきた藍染の布が三種類、ずっと残っていました。卒業論文や修士論文を綴じたファイルに貼ってみたり、座布団カバーにしたり、テッシュペーパー入れにしたり、などしてましたが、思い切ってワンピースにしてみました。

NHKすてきにハンドメイドセレクション「作りやすくて、着やすいワンピース&パンツ&はおりもの」からこのデザインを選びました。https://item.rakuten.co.jp/shimamura-gakufu/g0335951

         

どちらを前に着てもいけます。ボタンは100均で購入したクルミボタンキットにミナペルホネンの端切れをのせて作りました。

綿生地ですがしっかりしているので、冬は下にセーターとスボンを着けると暖かいです。春先は下にブラウスを着けてコート感覚でも着れます。これは重宝しています。結構苦労しました(作り始めは去年、色々あって今年に入ってやっと完成)。が作って良かった😛。

2023年1月・・・結局アップは3月16日になりました。やりたいことや、やることは沢山ある中、あまりパワーが出ないまま(まあそんな時もありますね)3月になりました。水仙が咲き、梅が咲き、沈丁花が咲き、モクレンが咲き、散っていこうとしています。沢山書きたかったことを書き残しています・・・のにもう三月も下旬となりました。

今朝の6時前の空です。東向き。

こちらは北向き。

今朝は朝の体操の時に雁?がV字型に並んで北のほうへ飛び立っていく様子に出会いました。それを友達に伝えたら、「帰る雁今はの心ありあけに月と花との名こそ惜しけれ 藤原良経」が送られてきました。

新古今和歌集 巻第一 春歌上 62「帰雁がもう旅立つ時分と心にきめているらしい有明で、今は月と花との名の方が惜しまれてならない。」1200年後鳥羽院初度百首。「心ありあけ」は心あると有明の掛詞、有明は月の残る夜明け(今日の朝は月が残っていました。今日は旧暦では2月25日です)。帰る雁を翻意させられない月と花の美しさの名折れとして惜しむという意味だそうです。

素敵な歌ですね。

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たつこ
たつこ
今でも手元にある「長くつ下のピッピ」「やかまし村のこどもたち」が読書体験の原点。「ギャ〜!」と叫ぶほかない失敗をたび重ねていまに至ります。

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