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山本淳子さんと角田光代さんの対談

源氏物語の全訳を行った角田光代さん、敬語を省いたその訳は疾走感がありとても読みやすいです。

平安文学や源氏物語について語らせたら一級品、その魅力を余すことなく教えてくださる山本淳子さん。

その二人の対談がとても面白いです。面白いのに、意外と再生数が少ない。勿体無いことこの上ない、是非ご覧ください。

http://ube.com/watch?v=9DStGw2Uk3Y

https://www.youtube.com/watch?v=2qyHhqDUB9Y

https://www.youtube.com/watch?v=XKBUTOC9Gz0

角田さんが読みながら号泣したという、山本淳子さん著の「源氏物語の時代」が紹介されています。角田さんは、大河ドラマは観たことがないそうで(!)今回も観る気はないそうなのですが、その角田さんをして、大河を観たくさせ、大河での道長役、一条天皇役の俳優さんを、検索させたという本です(角田さんはきっと今、大河「光る君へ」を観ていないと思いますがどうなんだろう)。

https://publications.asahi.com/product/8043.html

そして、この二人の共著「いま読む『源氏物語』」がもうすぐ刊行されるそうです。これも注目!

帯にある、定子が桐壺更衣をモデルにしているということを思いついた時、山本さんは知恵熱を出して、その日の飲み会をキャンセルしたそうです。聞かされたら当然そうだよなあと思うことが、誰も思いついていなかったことだという事実に驚かされます。

https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309631776/

2024年7月17日、九州南部に梅雨明け宣言が(にして「あけた模様」という控えめな表現ですが)出ました。私は7月1日から宮崎県に滞在しています。おいしい空気、おいしい果物、おいしい野菜、おいしい魚、おいしいお肉などなどに囲まれています。

 

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たつこ
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今でも手元にある「長くつ下のピッピ」「やかまし村のこどもたち」が読書体験の原点。「ギャ〜!」と叫ぶほかない失敗をたび重ねていまに至ります。

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