自分と向き合う技術

谷川俊太郎さん

2024年11月14日、朝日新聞に掲載された『感謝』

目が覚める

庭の紅葉が見える

昨日を思い出す

まだ生きてるんだ

 

今日は昨日のつづき

だけでいいと思う

何かをする気はない

 

どこも痛くない

痒くもないのに感謝

いったい誰に?

 

神に?

世界に?宇宙に?

分からないが

感謝の念だけは残る

 

この詩を読んで、「励まされるね」と、89歳の母と話していました。その時にはもう谷川さんは遠くへとんで行ってしまわれていたのですね。(11月13日逝去)

たくさんのたくさんの素晴らしい詩をのこしてくださってありがとうございました。ずっと「かなしみ」と共に生きていく素晴らしさを教えてくださいました。

『飛ぶ教室』などの追悼番組で偲ばせていただきます。

https://www.nhk.jp/g/pr/blog/c9dq_q6yey/

2024年11月29日(金)

 

 

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たつこ
たつこ
今でも手元にある「長くつ下のピッピ」「やかまし村のこどもたち」が読書体験の原点。「ギャ〜!」と叫ぶほかない失敗をたび重ねていまに至ります。

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