・前期の授業内容に正直ビックリした件
・第1セッション(1〜5週目)の授業の時間割
・第2セッション(6〜10週目)の授業の時間割
・第3セッション(11〜週目)の授業の時間割
・追加自由で選択授業もあります
・前期の授業を受けてみて
こんにちは!Cinna(シーナ / @web_cinna)です。
今回は授業の時間割を公開します。
前期の授業内容について正直ビックリした件
webデザインを学ぶために職業訓練を受けようと思いました。
短期の3〜6ヶ月コースも考えましたが、グラフィックの知識も身につけたかったこともあり総合的にデザインが学べそうなこの学校を選択しました。
説明会や学校の担当者さんと入学前に聞いていた話では、
webのコーディングなどだけではなく、デザインの基礎であるデッサンや色彩、デザイン思考まで幅広く学べるので、デザイン自体を本格的に勉強したい人におすすめと聞いていました。もちろんwebもしっかり学べると。
前期(4月〜7月中旬)の授業内容は、入校式(4月1日)に時間割を初めて知るのですが、
実際は内容に少し驚きました、、
なぜなら一言で先に言うと、
webらしい授業が全然ない!!
ということです笑 びっくりしませんか?私はしました。クラスのみんなもしてた笑
ある意味それもそのはずで、ビジュアルデザインクリエータークラスには、
グラフィック希望者、web希望者、イラストレーター希望者が同じクラスだったからです。
前期のクラスは20名で長期職業訓練の訓練生のみで構成されているメンバーです。
前期(4〜7月中旬)はこのクラスで同じ授業を受けます。
学校的にはまずはデザインの基礎力を身につけるということだと思うのですが
それでも早く専門的なスキルを身につけたい大人たちのクラスの私たちからすると
びっくりしたのが正直なところです。
それではどんな授業スケジュールだったか紹介してみたいと思います。
第1セッション(1〜5週目)の授業の時間割
【月曜】休み
【火曜】1,2限:基本デザインスケッチ
【水曜】1,2限:共感メソッド|3,4限:Illustrator
【木曜】1,2限:基本デザインスケッチ|3,4限:構成「平面・立体」
【金曜】休み
【土曜】3,4限:構成「平面・立体」
【日曜】休み
※1,2限(10:00〜13:00) 3,4限(14:00〜17:00)
基本デザインスケッチではえんぴつでデッサンをします。
“えんぴつ”を握るのも久しぶり、えんぴつ削るのも久しぶりです。
構成「平面・立体」では初めて円切りカッターを使って画用紙を切ったり。
共感メソッドは”デザイン思考”の授業です。
アイデアの出し方〜商品化など形にしていくためのプロセスを学ぶ授業。
主にクラスでグループディスカッションをしたりプレゼンしたりです。
唯一パソコンを使うのはIllustratorの授業。1週間のうち3時間のみ。
もちろんイラレの初歩からやるので、パスで絵を描いたり、字を描いたりです。
そのほかは基本パソコン使いません!これはまさかでした!笑
一見、スケジュールは楽そうに見えるのですが、
課題がとてもハードでした、、、。
慣れないデッサンや紙で作る立体物などがとても時間がかかり
休みの日も学校帰った後も必死に仕上げていました。
各授業の詳細については、体験談として別記事でも紹介する予定です!
第2セッション(6〜10週目)の授業の時間割
【月曜】1,2限:コミュニケーションスケッチ
【火曜】休み
【水曜】1,2限:コミュニケーションスケッチ|3,4限:Illustrator
【木曜】休み
【金曜】1,2限:構成「色彩」|3,4限:創造メソッド
【土曜】1,2限:構成「色彩」|3,4限:キャリコン
【日曜】休み
コミュニケーションスケッチでは、第1セッションよりもスピード重視でどんどんスケッチしていきます。ペン入れやコピックや色鉛筆なども使って色付けもしていきます。
スピードが早い分、課題の量がとても多くて大変でした。
色彩の授業は色彩検定で学ぶようなことをしっかり勉強できるので
今後デザインする上でとても役にたちそうです。
カラーカードなどを切って貼って作品をつくったりするので課題も出ます。
創造メソッドは同じく”デザイン思考”のプロセスの続きの授業です。
キャリコンは就職活動に役立つ知識を得るための授業です。
就職が目的の職業訓練ですので、就職活動専門(デザインとは違う)の先生が授業をしてくれます。
第3セッション(11〜週目)の授業の時間割
【月曜】1,2限:総合基礎|3,4限:インターフェス研究|5,6限:※ビジネスリテラシー
【火曜】3,4限:問題定義メソッド
【水曜】3,4限:※ビジネスリテラシー
【木曜】3,4限:ソーシャルスキルトレーニング
【金曜】3,4限:プロトタイプメソッド
【土曜】1,2限:総合基礎|3,4限:インターフェイス研究
【日曜】休み
※5,6限(18:00〜21:00)
※ビジネスリテラシーは選択授業(担当講師により時間が変わります)
第3セッションは、選択授業を2つ選んだこともあり(選択は1つは必須です)
週6日でこれまでより時間割自体ハードでした。
総合基礎では”素材”について調べたり検証、ランプ作り、グループで研究&作品作り
個人で企画書づくり、プレゼンなど様々なことをします。
インターフェイスでは、グループディスカッションでブレインストーミング。
他の人の意見を取り入れながらアイデア出しをして作品を作っていきます。
パッケージデザインと新聞広告のデザインを作りました。
問題定義メソッドは同じく”デザイン思考”のプロセスの授業です。
(本来は”問題定義メソッド”を学んでから”創造メソッド”を学ばないといけないのですが何故か時間割は第2セッションと逆になっていました。これに関してはクラスみんな不満でした。。)
プロトタイプメソッドも”デザイン思考”のプロセスの授業です。
ソーシャルスキルトレーニングは、第2セッションのキャリコンの授業の続きです。
自己分析や就職スケジュールなどを組み立てていきます。
ビジネスリテラシーは、長期職業訓練のクラス全員ではなく、
本科生(普通の学生さん)たちと混ざって、希望の先生を選択して受けます。
内容は、デザイン業専門の先生がデザイン制作会社への就職活動の仕方をレクチャーしてくれる授業です。
追加自由で選択授業もあります
この学校ですごく嬉しいのが、この選択授業です。
通常の授業とは別で、いろんな先生が単発の授業を開催してくれます。
生徒はネットから自由に予約し、授業に参加できるというシステムです。
生徒を5名集めれば、希望の授業を開催してもらうこともできます。
意欲のある人にとっては、どんどん学ぶことができるのでとてもありがたい制度です!!
前期の授業を受けてみて
よーーーし!webの勉強するぞ!と思っていたので時間割には少し驚きました笑
でも、デッサンやイラストなど基礎知識を学んだことがなかったことと、
学生だから経験できる内容だったので結果的には受けれてよかったと思っています。
会社に入って仕事でデッサンの練習とかないですもんね。お家で練習ならともかく、
こんなにガッツリ課題に向けて一生懸命描いたり、工作したりって学生ならではの経験ができたと思っています。
そしてそのおかげで、パッケージをデザインする場合や、
立体物をデザインするときの知識にもなりますし、
イラストを外注する場合も相手のことが少しわかる、簡単な絵なら自分で描ける、
「透視図法」やら知識を得たことでイラレでも絵で表現できるようになる。
webでは一見少し遠い感じもしますが、webだろうがグラフィックだろうが
根本は同じ。基礎の経験はとても大事。
とはいえ大人の私たちにとっては貴重な時間なので、webらしいことをできていなくて焦る気持ちがあるのも正直なところです。
要はどんな学校に行っても同じことですが、受け身ではダメということ。
いかに自分でも勉強する努力をすることが大切なんだなと。
“学校が教えてくれる”で待っててはダメです。
第3セッションが終わったら、次は夏季ワークショップの期間に入ります。
通常の授業の枠を超えて、大きな課題にチャレンジする選択授業です。
そのあと約3週間ほど夏休み!!もあります!(学生らし〜♪)
そして9月から後期が始まります。
後期はいよいよweb専攻クラスに分かれて、コーディングなどを学びます。
別の記事で夏季ワークショップや夏休み、後期の授業についてもお話していきます!
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