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奈良倶楽部泊 東大寺興福寺

奈良に泊まりました。奈良倶楽部という素敵な宿です。

https://www.naraclub.com/

この宿は東大寺のすぐ近くで、朝東大寺正倉院あたりまで散歩しました、気持ちよかったです。

個性的な屋根瓦の家々が並びます。

五劫院は東大寺の末寺です。台風を心配していましたが美しい空。

空海寺は、東大寺第14代別当に就任した空海が建立した地蔵堂が始まりだそうです。空海が自作の地蔵菩薩石像を安置したと言われています。空海寺入口には、1906年に「平城宮阯保存会」を作り、平城京跡を守るために私財を投げ打った棚田嘉十郎の墓がありました。

若草山ハイウエイ(奈良奥山ドライブウエイ)の入り口を横切って、東大寺に入っていきます。正倉院を横に(全く見えません)歩くと正面に大仏殿が見えました。

気持ちの良い散歩の後美味しい朝ごはんをいただき、それから、戒壇堂に向かいます。転害門の横の道を通って進むと小学校があり、向かいに幼稚園(今は廃園になっているようです)がありました。こどもたちが育つにはとても良い場所だと思いますがなぜ廃園になったのだろう。

もう栗がなって落ちていました。

戒壇堂です。誰もいません。

754年に、唐の国より、鑑真が来朝し、大仏殿の前に戒壇を築き、聖武太上天皇、高名皇太后、孝謙天皇をはじめ、440人余に戒を授け、翌年戒壇院が建立されました。三度の火災ののち、現在の戒壇堂は江戸時代に再建されたものです。

国宝四天王像。静と動で憤怒を著しているそうです。

増長天、広目天、多聞天、持国天の四天王、美しく、凛々しく、かっこよく、、、みほれました。誰もいないところで贅沢な時間を持つことができました。(写真はパンフレットから)

それから大仏殿の方に歩いて行くと人がだんだん増えます。海外からの人が多いです。とても暑いですが、雨風がなくてよかったね。

大仏殿をすぎるとまた人がぐっと減ります。鹿はそこここでのんびりしています。

二月堂です。風が心地よいです。

二月堂では冷たいお茶、お水が振る舞われています。ありがたいです。

二月堂すぐそばにお茶屋さんはありましたが、途中のお茶屋さんは全て閉まっていました。とにかく人が少ない。みんな大仏さんだけで帰っちゃうのかな、勿体無いな。

さて次は興福寺です。中金堂で四天王にお会いできます。

そして、国宝館で、人気者の阿修羅たちと会うことができます。商売っ気の感じられなかった東大寺と比べ、しっかり商売をなさっています。パンフレットが別途100円要ります、というのには驚きました。でもちゃんとHPで説明してくださっています。

https://www.kohfukuji.com/property/?get_cats02%5B%5D=kokuhoukan&s=

汗だくになりましたが、素晴らしい仏像たちと会うことができて大満足でした。

2024年8月30日

 

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たつこ
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今でも手元にある「長くつ下のピッピ」「やかまし村のこどもたち」が読書体験の原点。「ギャ〜!」と叫ぶほかない失敗をたび重ねていまに至ります。

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