自分と向き合う技術

本)生きのびるための事務

あちらこちら(私は、高橋源一郎の飛ぶ教室、ほぼ日刊イトイ新聞で知りました)で話題になっている本、2024年5月に発行され、たちまち5万部を超えたそうです。

本は増やさない、と決めているのですが、そういうわけにもいかず購入してしまいました。帯の糸井重里さんのキャッチコピーが「人生の奥義だ。青春の戦略だ。幸福の技術だ。」

「自分の行為」を「言語化」「数値化」することで、「好きなことだけ」「将来の現実」を決めていき、実現していくというストーリー。夢を叶えて自由に生きるために一番必要な「事務」を大事にしようという本です。

いろいろな意味で目から鱗でした。

坂口恭平さんが抜きん出た才能の持ち主であることは確かですが。ご自分でおっしゃっているように双極性障害に苦しんでいる方でもあります。困難を乗り越えるための、地道で丁寧な積み重ねが、力を生むということを実感します。

若い人だけではなく、私のような60歳を過ぎた人間にとっても、これからを生きのびるために必要な知恵を与えてくれた本です。実現できるかどうか、それは自分次第ですが。

取り急ぎのご紹介。

2024年9月23日(月)「暑さ寒さも彼岸まで」は裏切らないと実感。

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たつこ
たつこ
今でも手元にある「長くつ下のピッピ」「やかまし村のこどもたち」が読書体験の原点。「ギャ〜!」と叫ぶほかない失敗をたび重ねていまに至ります。

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