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小学生に授業(こころあっぷ) | manabimon(まなびもん)
自分と向き合う技術

小学生に授業(こころあっぷ)

スクールカウンセラーとして勤務している小学校で、5・6年生の児童を対象に、養護教諭・担任の先生と協働で、「こころあっぷタイム」の授業をしました。昨年度から始めて、今年で二年目です。

教材は「同志社大学メンタルヘルス予防教育プログラム」を利用させていただいています。ヒゲ爺などのキャラクターが活躍し、こどもたちが、わかりやすく、楽しく、「きもち」や「身体」や「考え方」のつながり、について、学べるように工夫されてます。

http://mentalhealthprogram.jp/

確かに良いプログラムなのですが、とても丁寧な作り=贅沢な作り、になっており、公立の学校の限られた予算の中で、このプログラムを、実際の授業に落とし込むには、さまざまな苦労があり、養護教諭の先生の頑張りがあってこそ実現したものです。

このプログラムは全12回なのですが、2年かけて(今の6年生は)8回分(はじめの4回分は2回に圧縮しました)を行いました。(4年生からスタートしたら、12回分まで終わることができるかもしれないです。)

養護教諭と心理士で話し合い、教材の用意をし、授業の方針が決まったら、担任の先生方にそれを伝え、授業を行います。担任の先生方は、さすが!!こどもたちの心をつかんで、授業を盛り上げてくださいます。

養護教諭の先生は、普段は保健室にいるので、こどもたちに授業をすることはないのですが、体重測定の後の時間などを使って「健康な心と身体」のために知ってほしいことを、こどもたちに伝えておられます。また、保健室はこどもたちの「こころのよりどころ」にもなっているので、みんな先生のことが大好き、だから、授業へのモチベーションも上がります。

あまり見かけない、馴染みのない、スクールカウンセラーが一人で「講義」するよりも、ずっとこどもたちへの伝わり方が大きいのです。

困った気持ちをつかまえ、楽しいことを見つけ、あたたかい言葉の良さを認識し、自分の気持ちをきちんと伝えるようにする。ここまでが5年生。

きもちとからだの関係を知り、ともだちのすてきな性格を認識し、自分の考えをつかまえて、いろいろな考えがあることを知り実践する。これが6年生。

すてきな性格の確認のために、道徳の「つよみの宝箱」というシートも利用しました。

こどもたちは、積極的に授業に参加してくれ、感想もたくさん書いてくれました。ありがとう。

2025年10月から1月の出来事。

2025年2月 去年の酷暑水不足のせいか、今年の厳冬のせいか、梅の開花が去年よりひと月遅れています。やっと1輪ほころんだのが2月15日でした。

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たつこ
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今でも手元にある「長くつ下のピッピ」「やかまし村のこどもたち」が読書体験の原点。「ギャ〜!」と叫ぶほかない失敗をたび重ねていまに至ります。

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