京都に用事があり、ついでに予約も取れたので、京セラ美術館に足を運びました。
国際会館前からバスに乗り、岡崎公園の美術館前で降りました。平安神宮の鳥居とよく似合う美術館です。
予約設定が30分単位だったので、ひょっとして30分で見終わる内容なのかな〜と少し不安を覚えつつも、入場をばらけて三密を避けるためかな、と、杉本博司展に入りました。
30分で見終わりました。
わたしとしては、がっかり。1500円ぼったくられた感覚。
「瑠璃の浄土」という展覧会名の元になったと考えられる、瑠璃色の宝飾類をはじめとするコレクションは見事でした。
でもそれだけ。この展覧会に来れば知らなかった杉本博司さんの世界が理解できるのかなと思っていましたが、そうではなかったです。
次はあまり期待しないで、空いていたので、250年展にも入りました。1000円也。
そこでわたしが感じたのは、「この美術館は『お上』の美術館であり、汗水垂らして稼いだお金での怜悧な目で選んだコレクションではないのだ」ということです。
ということで、京セラ美術館初見参は残念な結果となりました。次を期待?
2020.7.25