歌で英トレ歌詞解説

『パプリカ』英詞を英文法まで解説!<後半>

\パプリカ英詞の解説<後半>/

英詞の意味をAメロ・Bメロ・サビのセクションに分けて解説

学習時間:約15分

前回はパプリカの前半を解説しました!
こちらの記事もぜひ読んでみてくださいね。

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それでは後半に進みます!自分のペースで楽しみながらいきましょう!

英詞を分解してみよう

 2A:雨に燻り月は陰り(天気のit/that/否定命令)

2A-1

It’s raining and pouring , the moon’ s hiding away
雨に燻り 月は陰り

I think I can hear someone crying in the shade
木陰で泣いてたのは誰

2A-2

Don’t worry I promise, there’s no need to be afraid
一人一人 慰めるように

Someone’s always calling out your name
誰かが呼んでいる

2A-1の解説

It’s raining and pouring,/the moon’ s hiding away
雨が降って注いで,/その月は隠れている

I think (that)<I can hear someone crying in the shade>
私は思う<=私は誰かが泣いているのが聞こえると>/その陰で

pouring:pour(注ぐ)の現在分詞
moon’s:moon isの短縮形
hiding away:hideの現在分詞、hide awayで〜を隠す
think:思う
hear:聞こえる
shade:陰

英語では「今日は晴れ」という時、「It is sunny today.」とか「It is fine day.」とか、Itを主語にして天気を表現します。

「今日は雨だ」なら「It rains today.」とか「It is raining today」なので、

It’s raining and pouring
雨が降り注いでいる

となります。

接続詞 that

1B-2セクションで出てきた接続詞thatが再登場です。
前回は「hope that」 でしたが、今回はthink that

think that S V: S がVすると考える

thatは接続詞で、省略可能です。
ここでもthatは省略されていて、thatありだと

I think (that) < I can hear someone crying in the shade>
<誰かが木陰で泣いている>と思う

となります。

2A-2の解説

Don’t worry/I promise,/there’s no need<=to be afraid>
心配しないで/私は約束する,/そこには必要がない<=おびえること>

Someone’s/always/calling out your name
誰かが/いつも/呼んでいるあなたの名前を

Don’t worry:心配しないで、大丈夫(否定命令)
promise:約束する
there’s:there is(そこには)の短縮形
no need:必要ない
afraid:〜を恐れて
someone’s:someone is(誰かが)の短縮形
calling out:call out(〜を呼び出す)の現在分詞

Don’t do~ 否定命令文

1C-1セクションで出てきた命令文の否定バージョンです。

Don’t do 〜:〜するな(否定命令文)

動詞の原形を文の最初に持ってくると、「命令文」になりますが、
今回は「Don’t +動詞の原形」で「〜するな」という意味になり、こんな感じでつかいます。

Don’t worry about your mother.
=お母さんのことは心配しなくて良いよ。

参考までに、これよりももっと強い否定・禁止を表す場合は「must not do 」を使います

You must not go school if you catch a  bad cold .
=もしひどい風邪を引いてるなら、あなたは学校に行ってはいけない。

 

2B:喜びを数えたらあなたでいっぱい〜(命令文)

2B-1

Come and count with me all the happy things
喜びを数えたら

So much joy you always bring
あなたでいっぱい

2B-2

Now it’s time to go , I’ll see you tomorrow
帰り道を照らしたのは

Memories will light the way back home
思い出のかげぼうし

2B-1

Come and count/with me/all the happy things
こっちに来て数えよう/私と一緒に/全てのその幸せなことを

So much joy<(which) you always bring>
とても嬉しい/あなたが/いつも/もたらす

count:数える
with〜:〜と一緒に/〜を持って
all the 〜/全ての〜
thing:こと/もの
so much:とても
always:いつも
bring:もたらす、持ってくる、運んでくる

命令文とand

ここも、命令文とandのコラボが出てきました。

Come→こっちにおいで!

Count with me→僕と一緒に数えよう!

をandでくっつけて、

Come and count with me
こっちに来て僕と一緒に数えよう

となります。

関係代名詞which/thatの省略

So much joy you always bring

の部分ですが、実はjoyの後ろに関係代名詞whichもしくはthatが省略されてます。なので、

So much joy <(which) you always bring>
たくさんの喜び<=あなたがいつも運んでくる>

となります。

「joy(喜び)」という名詞を、<which〜>が後ろから説明していますね。

 

2B-2

Now it’s time to go,/I’ll see you tomorrow
今は行く時だ,/また明日会おう

Memories will light the way<back home>
思い出は明るくするだろうその道<=家へ帰る>を

see you tomorrow:また明日ね
memories:memory(思い出)の複数形
light:明るくする
way:道
back home:家へ帰る(backは形容詞)

 2C

2Cは1Cの繰り返しのため省略します。

1D:会いにゆくよ(分詞構文)

1D

I will run to you
会いにゆくよ

through the forest where we played
並木を抜けて
singing songs we made
歌を歌って

And I will fill both hands with flowers along the way
手にはいっぱいの 花を抱えて

La-di la-di-da
らるらりら

1Dの解説

I will run to you
私はあなたに会いに行くだろう

through the forest<=where we played>
通り抜ける森<=私たちが遊んだ>を

singing songs<=we made>
歌<=私たちが作った>を歌いながら

And I will fill both hands with flowers /along the way
私はいっぱいにするだろう両手に花を/道の途中で

La-di la-di-da
らるらりら

run to 人:人に会いに行く
through:〜を通り抜けて
made:make(作る)の過去形
fill:〜をいっぱいにする
fill A with B:AをBでいっぱいにする
along:〜の途中

分詞構文〜しながら

このセクションの最初の3行は、

I will run to you through the forest where we played singing songs we made

という1つの文になっています。分解すると、

I will run to you / through the forest <=where we played>/ singing songs we made
あなたの元へ走っていく/森<=私たちが遊んだ森>を抜けて/私たちが作った歌を歌って

となります。

この最後の部分の「singing 〜」は「歌いながら」という意味で、文法的には分詞構文と呼ばれます。

fill

熟語が登場したのでちょこっと解説を。

I will fill both hands with flowers

は、

fill A with B=AをBでいっぱいにする

という熟語が使われていて、

Aのところにboth hands
Bのところにflowers

が入って、

「両手を花でいっぱいにしよう」

という意味になります。

along the way

が最後についているので、
 

I will fill both hands with flowers along the way

は、「歩きながら道で花を摘んで両手をいっぱいにしていく」というイメージですね。

 3C:かかと弾ませこの指とまれ

3Cの前半は繰り返しのため省略。
最後の1文「かかと弾ませこの指とまれ」を解説します。

3C最後

Let’s all come together now, point our fingers to the sky
かかと弾ませこの指とまれ

3C最後の解説

Let’s all come together now, point our fingers to the sky
さぁみんなで一緒になって今,

Let’s:Let us(〜しよう)の短縮形
all:全て=みんな
come together:一緒になって
point:〜を指す
point+A+to+B:BにAを向ける

パプリカ英詞解説、後半もここで終了です!お疲れ様でした。
学んだことを学習用対訳表やノートに書き込んで覚えていくとより効果的です。

そして今度は意味を理解して何度も歌ってみると自然と英語が身についていきますのでぜひトライしてみてくださいね!

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英語学習・音楽制作・WEBデザイン・体質改善など、色んな『まなび』と『教育』をテーマにnelle*hirbel(通称ねるひる)を中心に学びクリエーターチームで情報を発信しています。 YouTubeチャンネルでは、音楽×英語の動画コンテンツと英語レッスンを生配信しています。

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