手作りマスク・裁縫・編物

風呂敷チュニックとあまり布帽子

私の実家には、以前父が風呂敷屋だったこともあって、古い布が沢山あります。

その中の一枚、何年前のものか・・・おそらく50年くらい前の、風呂敷として裁断する前の布(風呂敷3枚分)を母が出してきました。テーブルセンターにいいのでは?と。たしかに、でもこれだったら着ることができそう・・・と、簡単Aラインチュニックを作りました。ポケットもつけました。綿ブロード生地で、名古屋にあった染色工場のろうけつ染めです。

布が、しっかりしていて、少しごわっとしますが、まだ肌寒い日もあるので、早速着て、褒めてもらって、いい気になっています。楽しい!

学生の頃、百貨店の風呂敷売場でアルバイトをしていました。洋裁や和裁をする人が、風呂敷を購入に来られることが不思議で仕方ありませんでした。布地屋さんで買えばいいのに・・・「ここでしか買えない布があるのよ」とニコニコ帰っていかれたお顔を今でも覚えています。今頃やっとあの時のご婦人たちの気持ちがわかります。

以前作ったブラウスのあまり布で、帽子を作りました。裏布は着なくなったブラウスから。接着芯がうまく接着できなくてシワシワになってしまいましたが、自分用なのでヘッチャラ。模様入りの帽子なんて絶対に買わないです。作って被ってみたら意外といける、そんなに派手な模様でないので、ブラウスと一緒にも楽しめそうです。

義務でない自分用のお気楽裁縫は気分転換にいいですね。

2023・5月

ABOUT ME
たつこ
たつこ
今でも手元にある「長くつ下のピッピ」「やかまし村のこどもたち」が読書体験の原点。「ギャ〜!」と叫ぶほかない失敗をたび重ねていまに至ります。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です