日本を学ぶ

石垣島 〜 映画)戦雲いくさふむ

3月に石垣島に出かけました。

旅の初日はご挨拶がわりに図書館や博物館に行くのが定番。今回も図書館に寄ると入り口で素敵な蝶が出迎えてくれました。オオゴマダラ、中琉球が分布の北限に当たり、沖縄の自然環境の保全・再生のシンボルとして、県の蝶に指定されています。そして、博物館に行くと、祭りの飾りが展示されていました。ここでもオオゴマダラ登場です。

二日目に行った鍾乳洞 https://www.ishigaki-cave.com/(沖縄出身の方のおすすめで行ったのですが想像以上に良かったです!)でも、オオゴマダラが出迎えてくれました。サナギが金色でこれまた美しい。

竹富島。

川平湾。観光客で大賑わいでした。

吹通川。なんということのない(石垣にいるからこそですが)ところで、人影もなく、わずかにカヌーをする人が数名。でもすごい場所なんです。こんな所が沢山ある。

西表島最長の川の浦上川トレッキング。素敵なガイドさんに出会い、美味しいお弁当もいただき、マリユドゥ・カンビレーの滝を巡り、最高の一日となりました。https://activityjapan.com/publish/plan/3219

「奄美大島、徳之島、沖縄県北部、および西表島」が2021年7月世界自然遺産に登録されたのは、「生態系」と「生物多様性」が、評価されてのことだそうです。西表島の90%が亜熱帯ジャングルで、東洋のガラパゴスとも呼ばれており、「イリオモテヤマネコ」や「カンムリワシ」の生息地としても知られます。

バンナ公園での夕日と、ヤエヤマヒメボタルのほのかな光、そして満点の星空も楽しみました。

石垣市内での食事はどれも美味でしたが、特に「一魚一会」というお店が良かったです。グルテンやアダンの天麩羅、珍しく美味でした。そして店をあげて島唄などを存分に楽しませんてくださしました。

白保では素敵なカフェ(しらほいえカフェ)で豊かなひとときを過ごしました。 https://shiraho-ie-cafe.com/

美しい自然、あたたかな人々との出会いがあった三泊四日の旅でした。

4月3日7時58分、台湾(中華民国)花蓮県東方沖合いを震源とする地震の影響を受けて石垣島でも津波警報が出て、海近くに住む人々は一時避難することとなりました。

1771年石垣島を大津波が襲い、甚大な被害が出て人口が激減し、白保町には波照間島から宮良町には小浜島からの移住者が入ることとなりました。この二つの地区の方言、風習、芸能には21世紀になっても石垣市街の中心部とは違いが見られるそうです。また、移住者は自分たちのために御嶽と呼ばれる祈祷の場を新たに設けたため、村内に複数の御嶽が存在すします。以前石垣島を訪れた時のガイドさんの説明によると、今でも石垣島の中には出身地による対立があるとか…それから10年以上経ちますのでもう変わっているかもしれませんが。

観光で回るだけではわからない色々な顔が(当然ですが)島にはあります。

今日、映画「戦雲(いくさふむ)」三上智恵監督を観ました。国の政策により島が分断され、若い人の頑張りが潰される様子が描かれていました。この映画についてはまた。

4月22日(月)五月人形を出しました。鯉のぼりがはためいているのも嬉しいですね。端午の節句、旧暦で見ると今年は6月25日だそうです。柏餅、ちまき、菖蒲湯なども楽しみたいですね。

 

 

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たつこ
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今でも手元にある「長くつ下のピッピ」「やかまし村のこどもたち」が読書体験の原点。「ギャ〜!」と叫ぶほかない失敗をたび重ねていまに至ります。

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