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リサ・ラーソン展@信楽

滋賀県立陶芸の森での『リサ・ラーソン展』に行ってきました。

草津から柘植行きに乗り、貴生川で信楽高原鉄道に乗り換えます。この間、乗り換え時間がとてもタイトで、足の都合でゆっくりの私には結構きつかったです。

電車の内外のデコレーションが素敵!

楽しくってたまりません。https://koka-skr.co.jp/

貴生川を出たら、結構長い間ゴトゴト走ります。次の駅である「紫香楽宮跡」まで約15分。聖武天皇が、平城京を出て、恭仁京、難波宮、紫香楽宮、と、彷徨い、宮殿を次々と作ったその狂気が、伝わる長さでした。一体どういう理由でこの山の中に都を置こう、盧舎那仏を造営しよう、と思ったのでしょう。そんな彷徨いは、人心を得ることができず、結局平城京へ戻ることとなり、奈良の大仏が造られることとなりました。

電車は「雲井(宮中)」「勅使(天皇の命令を伝達する使者)」と走り、約25分で、信楽に到着します。

駅前から甲賀市コミュニティバスに乗って信楽陶芸の森へ。まずは素敵なカフェで腹ごしらえです。

いよいよ展覧会です。 https://www.sccp.jp/exhibitions/17722/

写真撮影は入口の作品のみでした。

リサ・ラーソンは今年の3月に92歳で亡くなられました。この陶芸展の開催中のことでした。多くの作品を生み出し、人々に愛された彼女の軌跡がよくわかる展示でした。ショップでは、どれもこれも欲しくなります。我慢我慢。

コミュニティバスの本数が少ないので、帰りは歩きました。途中高原鉄道が見えました。

はるか北欧の地で、一見自由に生きた彼女にも、さまざまな葛藤や苦しみがあったのだろう、それが作品をより味わい深いものにしているのだろうと思いつつ、帰宅の途につきました。前途洋々の学校帰りの学生さんたちとともに、楽しいラッピング列車に乗りました。

楽しいおしゃべりを楽しみながらの楽しい1日でした。

リサさんから、私はライオンとひまわりを真似させてもらっています。これからもお手本にしまーす。

2024年5月22日

 

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たつこ
たつこ
今でも手元にある「長くつ下のピッピ」「やかまし村のこどもたち」が読書体験の原点。「ギャ〜!」と叫ぶほかない失敗をたび重ねていまに至ります。

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