陶芸とお茶

陶芸2023・水無月 焼きあがりました。

梅雨真っ只中、落花生の花が咲きました@勤務先の農園。わたしは落花生の花を初めて見ました。花が咲いたあと下に向かって子房柄を伸ばし、地中に潜って実をつけるから「落花生」と言うそうです。収穫が楽しみです。

暑さも本格的になって来ました。陶芸教室では窯出しです。

まずは先生の作品から。素敵なカップ。白土に、ハクホウミックス釉。淡いグリーンが美しいです。ミルクピッチャーは白一色。窯の中で飛んで来たというこれまたさらに淡いグリーンが美しいです。

美しいレース模様の皿。混じり土、ハクホウ釉をかけ、その上にレース紙を置いて、桜花釉を吹き付けました。繊細な桜色と繊細なレース柄がぴったりあっています。可愛い赤富士模様の小皿は、白土、型どりして、赤富士模様を入れてオウジ釉をかけました。先生は私たちに先駆けて新しい釉薬や手法を試してくださいます。私たちも追いかけます!

ピカソはたくさんの陶器作品も残しました。ピカソらしい自由なのびのびとした魅力に溢れています。そんなピカソを模倣しながら、しっかり独自の作品になった二枚のお皿。白土でお皿を型取り、模様を入れていきました。顔は作った人に似ているともっぱらの評判😙。お皿は飾っておきたい出来栄えです。余った土でコーヒーカップのブローチを作りました。可愛い!どこにつけよう?

そして一転してスッキリ何にでも合う和風の鉢。和紙の上から呉須で色付けした花弁はふんわりとしたした風合い、そこに絵の具で赤を薄くのせて繊細な表情を出しました。

ねじりばな模様のしゃもじ入れ。こちらも呉須と赤絵の具が美しくマッチしています。手びねりでおしゃもじの形を作るのはなかなかに大変です。

小学生のお孫さんデザインの恐竜模様を抜いて、赤土に染付マットをかけました。毎日の食事が楽しくなりますね。

あまり土を混ぜて作ったシンプルなお皿。ハクホウ釉をかけると茶と白の柔らかいマーブル模様になりました。これからの季節に重宝しそう。お刺身など載せたいな。透明釉をかけた平小皿、コバルト釉をかけた真四角の小皿は、どちらも涼しげで、水菓子などが合いそうです。

丁寧に丁寧に根気よく型出しを行った小鉢。黒土に白萩釉(左)桜花釉(右)をかけました。かける釉薬によって雰囲気がガラリと変わりますね。

赤荒土、ろくろでひいたお茶碗三つ。見事に大きさと形が揃いました。右上からルリ釉、ナマコ釉、ハクホウ釉です。ルリ釉は先に入れた黒化粧の模様を消してしまいましたが、一色で強い存在感があります。ナマコ、ハクホウのお茶碗は模様が素敵なアクセントになっています。

カップ&ソーサーはついついカップが割れてしまいがちです。それで今回は二個のカップに一枚のソーサーでセットとしました。赤土、ロクロでカップとお皿をひき、黒天目釉と柿天目釉の二色のカップ(内側は白化粧で花柄を入れコバルト釉で統一しました)。お皿の表はカップの内側と同じく白化粧の花模様を施した上にコバルト釉をかけ、裏は柿天目と黒天目をかけ分けました。手早く作っているのですが、実はよく計算されています。

私のは、姪っ子の新築祝いに送るフリーカップです。注文より小さくなってしまいフリーカップでなく湯のみ茶碗になってしまいましたが、姪っ子たちが持っているお茶碗の模様に合わせて入れた花模様が思いの外ゴージャスになり、ちょうど良いセットになりました・・と自画自賛。

ひまわり模様のフリーカップ。色を入れようか迷いましたが、黒化粧をただ削っただけにしたのがよかった・・・と自画自賛。

今年の干支、うさぎにひまわりの尻尾をつけました。時間がなくてうさぎ自体は素焼きですがこれもまたこれまでと違う味が出てよし・・と自画自賛。赤土で作ったひまわり模様の小皿(白化粧が厚すぎて葉っぱの部分が剥がれてしまいちょっと自画自賛しにくいのですが)とともに3点を、7月1日(土)からの『ヒマワリ展@海月文庫』に出します。

https://www.kuragebunko.com/

2023年6月27日(火)しばらく、「まなびもん」に入れない状態が続いており、やっと修復いたしました。m(_ _)m。

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たつこ
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今でも手元にある「長くつ下のピッピ」「やかまし村のこどもたち」が読書体験の原点。「ギャ〜!」と叫ぶほかない失敗をたび重ねていまに至ります。

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